スタッフ紹介

山口 隼輔

山口 隼輔
SHUNSUKE
YAMAGUCHI

ポジション 薄毛Designer
毛髪診断士
血液型 A型
趣味 映画鑑賞、漫画、京都観光
自分の悩み 細かい性格、ペタ毛、童顔、ぽっちゃりお腹
自分にキャッチ
コピーをつけると
波乱万丈な男
他のスタッフからの印象 こだわり屋さん

幼少時代

男2人兄弟の次男として大阪の町工場溢れる東大阪で生まれました。物心つく前に両親は、離婚しており私と兄は、母親に大切に育てられました。
母は、元々持病持ちで働ける身体では無かったのですが、それでも私たち兄弟に何不自由ない生活をさせる事なく周りの同世代の友人達と変わらない生活をさせてくれました。ワイワイと活気溢れる場所が好きだった母は、毎年必ず枚岡祭りという秋祭りに連れてってくれました。今でもその祭りがどのお祭りよりも大好きで母との思い出を忘れないように必ず枚岡祭りだけは、毎年行くようにしています。
まだVHSというビデオテープしかなかった幼少時代、中々寝付けなかった私は、夜な夜なこっそり起きては、母の寝室のドアの隙間から金曜ロードショーや映画を観ていました。その影響もあり、あまり子供が観る事がないSFやアクション、ホラー映画が大好きになりそればかりを毎日観るようになりました。一応、アンパンマンや戦隊物もたまに観てました(笑)。その中でも特にお気に入りだったのが酔拳とターミネーター、スターウォーズで飽きずにVHSで何回も同じ映画を観てた記憶があります。そんな子どもらしくない映画ばかり観ている私の将来を心配してからか母は、ディズニーやジブリ映画を沢山買ってきてくるようになり、これまでと正反対にディズニーやジブリ映画も好きになりました。そのお陰で感受性豊かな少年になれたのだと今は、思います。

小学生になってからは、好奇心旺盛で思いついた事は、1度やってみないと気がすまないわんぱく小僧でした。『これをするとどうなるのか』を家の家電製品で実験してしまい数々の家電を壊し、よく叱られた記憶があります。外で遊ぶ際もわんぱくな性格なのでよく怪我もする様になり母には、苦労ばかりかけたと思います。
今でこそ物を壊したりしませんがどんな事でも自身で経験しないと気が済まない性格は、今でも健在です。

学生時代

中学に上がると地元が花園だった事もあり友人達は、みんなラグビー部に入部します。私は、痛い事が嫌いな性格だったのと『シュート』というサッカー漫画の影響でサッカー部に入部しました。ですがさほど上手くなかった為、1年も経たずに辞めてしまい帰宅部に...塾にも通ってましたが勉強も得意では、ありませんでした。
そんな私の唯一の特技が、当時流行ってたハイパーヨーヨーでした。沢山の技を習得しその技術は、仲間内でも抜きん出ており、その頃から手先が器用だったのかもしれません。
そんな、中学生時代を過ごしているとサラサラヘアーだった私の髪が身体の成長と共にベートーベンの様な癖毛に変わりつつありました。 そして高校入学と同時に癖毛というコンプレックスとの戦いの始まりです。今までの癖毛ヘアーの印象を打破しようと毎朝、シャンプーし乾かして気に入らなければまたシャンプーしての繰り返しで遅刻する事も度々...その頃は、遅刻する事よりもヘアースタイルの方が大事でした。
そんな悩みを抱えながらの当時、担当だった美容師さんのオススメで初めて縮毛矯正を経験します。
今思えば、直毛過ぎて不自然な髪型だったかもしれませんが、当時私のコンプレックスを解消し毎日気分良く学校に通えるようにしてくださった感動を今でも覚えています。

高校2年生の後半に差し掛かると進路を決める様になります。目標がないまま大学に進学するのが嫌だった私は、自分が何に興味があるのかを真剣に考えました。そしてある日、毎日癖毛で悩んでた時期を思い出し美容師になろうと決意します。
美容専門学校に入学し、学生生活が1年過ぎた頃、人生のターニングポイントが訪れます。それは、今まで育ててくれた母の死でした。自分の中で凄くショックが大きく非行に走ってしまい学校も休みがちになりました。そんな絶望の中、母の事を思い出しました。亡くなった今も天国で私が美容師として頑張ってると信じて見守ってくれてるのではないかと。その時、もう一度美容師を頑張ろうと決意しました。その以降、レッスンをする日々に明け暮れ努力が身を結び技術コンテストのカットとパーマ部門で賞を受賞しました。

修業時代

美容学校を卒業後、運命的な出会いで大手サロンに就職する事となります。私は、大手美容サロンが軒並み並ぶ就職説明会に参加しました。会場の入り口に立ちどの説明会を聞こうかと周りを見渡しているその時、20〜30メートル離れた場所から手をこまねいているダンディーな男性が目に入りました。私は、吸い寄せられるようにそのサロンの説明会に参加。その男性は、サロンのNo.1の指名を持ち外部講師もしているカリスマ美容師でした。サロン説明が終わり私が席を立ち上がろうとした瞬間「君うちで働かない?」っといきなり言われ、私は「はい」と即答した記憶があります。まさかとは、思ったのですがその方は、人事の決定権がありその時点で私の内定が決まったのでした。

そのサロンでの下積みは、私の美容人生の中で大事な礎となるのでした。入社して1ヶ月目は、お客様のシャンプーすらも入る事ができず1日駅前でお店のチラシ配り。美容師がチラシ配り?と思う方もいるかと思いますが凄く良い経験だったと思っています。チラシ1枚1枚にもお金がかかっておりどうすればもらっていただけるか、少ない枚数でどうすればお客様に来ていただけるかを考えました。ただ闇雲に配るのではなく、興味を持ってもらいたいという一心で配りました。とびっきりの笑顔で挨拶しながら配ったり1発芸をしながら配ったりとその時は、お店に来て欲しいという思いで必死でした。
2ヶ月目以降は、サロンワークに参加し営業後のレッスンに疲れ、お店のシャンプー台で寝てしまいそのまま翌日の営業を迎えた日もありました。髪の毛が1本でもお店に落ちてるだけで注意された事もあり、そんな厳しい環境で仕事してたからこそ今の自分があるのだと思います。
今でも覚えてる事ですがお客様のブローが上手く出来ず不安な顔をしている私を見たお客様が「こっちのスタイルも好きだから大丈夫」とお気遣いの言葉ををかけてくださった事がありました。
私は、自分の技術の無さと未熟さに悔しくて泣いてしまいその時、レッスンの大切さを知り練習に明け暮れるアシスタント時代を過ごしました。

スタイリスト時代

スタイリストになりお客様に対する責任感がより一層強くなりました。初めのうちは、その責任感からか緊張してしまい会話も上手く出来ず絶対キレイするぞカッコよくするぞという思いだけでカットに没頭してたのを覚えています。
当然それだけでは、お客様から支持されず伸び悩んだ時期もありました。その時に助けてくれたのがアシスタントの後輩でした。1人でどうにかしようとするから上手くいかないんだと改めてわかり、お店のスタッフ全員でお客様を笑顔にできるように話し合い協力し合いました。そのお陰で少しづつでありましたが指名していただけるお客様も増え、気が付けば副店長を任せていただけるようにまでなっていました。

ただ他のスタイリストと違う点があり、私を支持してくださっているお客様の殆どが男性で、普通の美容師が抱えるお客様の男女比率の真逆を走っていました。それならば男性専門店で働いた方が自分に合ってるのではないかと思い、退社を決意します。
当時、男性専門の美容室がそれほどなかった為、男性専門の大手カツラ会社への入社を決意します。その会社では、全てのお客様が男性でなおかつコンプレックスを抱えてるお客様がほとんどです。私は、ここで美容師としてのやりがいや使命感を見つける事となりました。やりがいを見つけてからの5年間は、あっという間でした。沢山のお客様からご指名を頂きリピート率も全28店舗中トップ3に入るまでになりました。
ですがウィッグのカットをする日々を過ごしているうちに本来自分がしたかった男性専門美容室の事を思い出します。思い立ったが吉日と言わんばかりにお世話になったカツラ会社を退社し、今までの経験を生かした上で美容師として輝けるINTIと出会います。

INTI時代

山口 INTI時代

次の就職先を探す前にカツラ会社を辞めた私は、改めて美容師としてどうなりたいかを見つめ直す為にも色んな男性専門美容室に体験入店をしました。
3ヶ月間で沢山の美容室と出会いましたがどのお店も自分が求めてる雰囲気やスタイルと違い中々理想の美容室に巡り会う事がなくもう美容師を辞めようかと悩んでいたある日、とある求人広告に目が止まります。
『ヘアデザインで人生を変える』
INTIのコンセプトです。
この凄くシンプルで分かりやすく何か心に響く物を感じた私は、それを目にした時点からINTIという存在に惹かれ始めいつの間にかホームページを熟読し、自分がもう一度美容師として生きるならここしかないと思い求人に即応募しました。
面接は、代表の宮本ではなく大阪のスタッフ方々にしていただきましたがスタッフ全員が誇りを持って美容師をしてる事がヒシヒシと伝わってくる熱い内容の面接でした。

山口 INTI時代

既に入社する前から学びや驚きの連続で自分自身カツラ会社で働いていたので育毛の知識やお客様の心理状況など、それなりにわかってるつもりでしたが知識も技術も大変浅く勉強不足だと思い知らされました。
その中でも特に美容師としての価値や在り方・可能性、お客様に対する思い等がとて深いと感じました。
入社当初『美容師としてのプライドやこだわりを捨てお客様に満足していただく事だけを考えろ』と言われた事が今でも心に残っています。
プライドやこだわりは、美容師のエゴであってそこにお客様の求める満足はない事をINTIでようやく知りました。
実際にほとんどカットをせずにカウンセリングだけで感動して下さったお客様もいました。
何を求めてるか、お客様の悩みや心情、どんな気持ちで来店してくださってるか等、一人一人全く違うと思います。
本気でお客様の事を考えて接客する。当然の事なのですがこれが当たり前の事だと思わずこの先も感動を求めチャレンジし続け、より多くのお客様に勇気を出して来て良かったと思っていただけるよう精進して参りますのでこれからどうぞ宜しくお願い致します。
長文となりましたが最後までお読み頂き有難うございました。

INTI report - 山口 隼輔

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