INTI report
【びまん くせ毛】くせ毛だけど軟毛でペタンコになる方必見?!ボリュームUP方法
INTI新宿 日高です。
髪型が崩れる原因に汗や湿気がありますが、
夏の暑い時期は汗をかきやすいですし、梅雨の時期は湿気が気になりますよね。
今回は、カットモデルをしてくださったこのデザインの乾かし方のポイントなどを記事にさせていただきます。
前回の記事はこちら
このモデルさんはくせ毛です。
くせ毛は毛根の形状に大きい影響を受けています。
元々、毛根は頭皮に対して真っ直ぐに形成されていないのですが、
毛根が曲がった状態で存在していると毛髪も曲がったままで伸びていき、ねじれたくせ毛になります。
↑このくせ毛は日本人に多いです。
くせ毛は毛髪内に水を吸いやすいタンパク質と水をはじくタンパク質の2種類が存在してます。
毛髪が水分を含むと、水を吸いやすいタンパク質は伸び、水をはじくタンパク質の部分は伸びにくいので差が出ます。それがうねり、縮みとなりくせ毛になるのです。
また、濡れている時にクセが強く出る毛髪と濡れている時はストレートになり乾かすとクセが出るタイプがあります。
モデルさんのくせは後者の濡れている時は割とストレートになり乾かすとクセが出るタイプです。
毛髪は主にタンパク質でできています。
髪を濡らすと髪を形成している結合が切断され、乾くと再結合してその形で安定します。
このことを踏まえた上でくせ毛のブローのポイントをお伝えします!
*まずは下準備です。
・必ず髪を濡らします。寝起きの時は寝汗と共に皮脂も出ているため軽くシャンプー剤をつけて泡立て流して頂くと、より頭皮の皮脂もとれセットの持ちが良くなります。
・その後タオルドライします。
●最初の方でご説明させて頂きましたが、髪は《濡れる→乾く》この工程で髪の形を安定(定着)させます。
POINT1*ご自身の持っているドライヤーで一番強い風力で温風にし、まず髪の水分を飛ばします。
POINT2*このモデルさんの場合は、前髪の曲は左から右です。
その方向に乾かすのも悪くはないのですが、よりボリュームを出すために逆方向の右から左にセットしました。
POINT3*くせ毛を伸ばしながらボリュームを出す方法とくせをいかしてボリュームを出す方法があります。
(かなりくせが強い方は伸ばすのはかなり大変です。ストレートアイロンを使う方法もありますが、髪へのダメージはもちろん、その方の髪質、毛量、髪の長さ、くせの程度、求めるスタイルによってストレートアイロンを使うか使わないか選んだ方がいいと思います。)
POINT4*今回の場合はくせを伸ばしながらボリュームを出していきました。
そこでポイントとなるのが、写真のように指と指で髪を挟み、引っ張りながらドライヤーの風をあてる方法です。
先ほどPOINT3でストーレートアイロンもいいとかきましたが、この場合、指がアイロン替わりのような感じです。
根元をしっかりと立ち上げるのはやはりドライヤーの方が優れています。
しっかりとドライヤーの風をあて立ち上げます。
POINT5*最終的に流したい方向とは反対からも風をあて、より根元を立ち上げます。
POINT6*最後に仕上げです。弱風にし、冷風をあてしっかりと髪を冷ますと形が定着しセットの持ちが良くなります。
汗をかいたり濡れると髪は形を変えてしまうのでせっかくセットしたのに崩れたり割れたり、ぺたんこになったり…という悩みがあると思います。
今回のセットのように前髪をあげたり、流したり、おろすにしても根元を立ち上げてふわっと乾かす、おでこに前髪がつかないように空間を作るだけでもセットの持ちは変わります。
くせ毛の方はそれにプラスし、うねりやくせも気になると思いますので
今回の乾かし方も良かったら参考にしてみて下さい。
INTI 日高
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