INTI report

【薄毛 パーマ】全体的に地肌が透ける人向け「パーマはちょっと...」という前に!

こんにちは、INTI大阪の田中です!

INTIには、日々さまざまな髪のお悩みをお持ちのお客様がいらっしゃいますが

今日はその中でも『びまん性』の薄毛に対してご提案をさせていただきます。


びまん性とは、限定的ではなく広範囲に広がっているという意味で

びまん性脱毛はM字などのように部分的に進行して行くものではなく、少しずつ全体の髪の毛が細くなって

ボリュームがなくなり、次第につむじを始めとして頭皮が全体的に透けて見えてきます。

脂漏性皮膚炎などが原因で頭皮に湿疹ができ、その後全体的に透けて見える場合もあります。

びまん性脱毛の方は、もみあげや襟足の髪が頭皮に対してまっすぐ生えている事があり

中途半端に短くするとピンと横に立ってしまい、見る角度によっては横や後ろも頭皮まで見えてしまいます。


以上を踏まえまして、今回私がお勧めしたいのはパーマです!


パーマと聞いてまず、薬剤が薄毛を進行させてしまうのではないか?と思われるかもしれませんが

パーマの薬剤が直接毛根に影響を与えることはありません。

しかし、湿疹や傷があるときは悪化させる危険性はありますので、必ず頭皮のコンディションが良い時にするようにしてください。


頭皮が透けて見えないようにするために大切なことは、毛の重なりを多くすることとボリュームを出すことです。


それでは毛量を根元から減らしたカット用ウィッグを使ってスタイルを作って行きます。

透けやすいサイドと襟足は、刈り上げてしまうことで逆に目立たなくして

色彩のグラデーションで薄い印象を与えにくくし、頭頂部との色の差を近づけます。


パーマをする前の状態がこちらです。





直毛の状態では、少しでも髪が分かれると地肌まで透けてしまい、つむじも潰れています。





パーマ後、濡れている状態とドライ後です。




つむじがふわっと立ち上がっています。

髪の密度がある人でもつむじ周りの地肌が透けるのは普通のことで

根元が立ち上げることで、印象をそれに近づけることができます。

真っ直ぐな髪よりもうねりがある髪の方が、髪の毛同士が重なり合う部分が増えるので

地肌が見える面積を少なくしてくれます。



セット後がこちらです。





パーマがある事によってスタイリングの自由度も高まります。

ご参考までにこのスタイルの髪の長さは、頭頂部が10cm程度、前髪が7cm程度です。


私自身もつむじがぺたんこで地肌が見えるのが学生時代からの悩みでしたが

かれこれ10年近く、ベリーショートの時を除きパーマによってつむじをカバーしています。

ボリュームがある事による安心感は、自分にとっては相当大きなものです。

髪へのダメージは多少ありますが、少し痛んでいるぐらいの方がワックスの馴染みが良く

スタイリングしやすくなるのも事実です。


今までなんとなくでパーマをしてこなかった方、この機会にぜひ一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。



INTI大阪 田中



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