INTI宮本です。

今回は

「ハゲたら坊主にすれば目立たない。」

という巷の噂は本当なのかどうなのか現役美容師の視点でお答えしたいと思います。


結論から言うと



薄毛の人がボウズにしても薄毛は目立ちます。




むしろ薄毛のタイプによっては薄毛を強調してしまう可能性もあります。


薄毛がボウズにしてもハゲが隠れない一番の原因は色の濃さの「差」にあります。

どういうことかと言うと、一般的なバリカンでボウズにすると大体３ミリ前後の長さで均一になります。

実はその程度の長さではサイドの毛量の多い部分の色は黒く、
頭頂部などの毛量が少ない（薄毛の）部分は地肌が透けやすく髪の毛も産毛のようなが多いため、必ず灰色（グレー）に近い仕上がりになります。


その仕上がりだと頭頂部だけが薄いことは一目瞭然です。

色をムラなく均一に見せるためには極端に短くする必要があります。
１ミリ程度になれば色のムラもかなりなくなり薄毛ということは周りにはわからなくなります。

ただし、髪の量はしっかりあるのにMだけが進行している方や、頭頂部のOだけが進行している方は色のムラが出ないのでボウズは良い選択と言えます。

まとめると薄毛の方がボウズにするには自分の薄毛タイプを把握しメリットデメリットを知っておく必要があるということです。

・ボウズにしても薄毛は目立つ（毛量が減っている人は特に）。
・１ミリにすれば目立たなくなる。
・ほぼ毎日刈らないと色のムラが出る。
・似合う似合わないが極端に出る。


いかがでしたでしょうか。
私も以前薄毛が気になり１ミリ坊主にしたことがあります。

私にはボウズを維持することはできませんでした。


「ハゲれば坊主にすればいい。」

現実は一筋縄ではいかないようです。

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