こんにちは、INTI東京 毛髪診断士　角田です。

最近増毛の種類も沢山あり、CMやネット記事でも

「1000本９８００円〜体験キャンペーン」

など、とても身近となってきた増毛について、過去の記事でも注意する点を書きました。



編み込み式は基本女性のロングエクステが多く男性にはあまりみられないので、結毛式（ヘアエクステ）を考えている方の参考になればとおもい、書かせていただきます。

結毛式とは


自分の髪の毛に特殊な人口毛をつけていくわけですが、あるゾーンの人は増毛（ヘアエクステ）には注意が必要です。

1  髪の毛の長さが8cm未満の人（日々技術は進歩していますので、2018年12月時の段階は8cm未満と書かせていただきます。）

髪の毛が短いと増毛（ヘアエクステ）ができません。増毛サロンに電話でしっかり確認した方がよいです。


2　びまん性脱毛症、もしくは、びまん性っぽくなってきた髪の毛

びまん性とは、髪の毛１本１本が細くなってきて、頭皮が見えやすい状況になってきている人。結毛式はしっかりと健康な太い髪の毛に人口毛を結わくので、細い髪の毛に結わくことができません。もしくは、もし結わけても結び目が引っかかり抜けやすい状況にもなります。髪の毛の太さがとても重要となります。

3　いつも決まったヘアデザインにしたい人

薄毛が気になる場所の周りに増毛（ヘアエクステ）をする事がとても大切です。特に健康な髪の毛を選んで増毛施術をします。M字型、O字型、U字型で増毛できる場所が違います。基本的に細い毛にはヘアエクステをつけることができません。

自身のヘアデザインで前髪をあげるのか、センターパートで分けるのか、右に流すのか、そのヘアデザインに合った増毛場所、気になる部分をカバーするための増毛（ヘアエクステ）ができるかをよく確認する事がとても大切です。
何本増毛するかではなく、しっかり気になる薄毛箇所を隠すための増毛ができるかが一番のポイントです。


4　増毛（ヘアエクステ）結毛式の場合、１〜２ヶ月後のアフターケア、及びヘアエクステが地肌から離れてしまった場合の対処、対応

結毛式の場合、必ず１〜２ヶ月後にはヘアエクステ部分が髪の毛が伸びる事により地肌から離れます。その際に結毛部分が地肌近くにスライドできるかどうかがとても重要です。スライドできる場合は前回のヘアエクステがそのまま使えます。スライドできない場合はもう一度新しく増毛（ヘアエクステ）をする必要があります。
その際、前回の増毛している髪の毛には施術できないので、ヘアエクステがついていない髪の毛に新しくつけていきます。
その際、前回の増毛箇所の結び目がどんどん地肌から離れていきますので、髪の毛をコームやブラシ、手櫛ぐしなどで梳かす場合、引っかかりが気になる事がよくあります。抜け毛の原因になる事もあります。
美容室でカットする場合も、美容師のカットコーム（くし）にヘアエクステの結び目が引っかかりやすい事がよくあります。

増毛後は必ず担当の美容師さんにヘアエクステをしているので髪の毛が引っかかりやすいという事を伝える事が肝心です。
なにも知らないと美容師さん側がカット中にがんがん髪の毛（結び目）がカットコームにひっかかって施術しづらく、抜け毛の原因にもなりかねません。通常増毛後のヘアカットでは、ヘアエクステ用の目の荒いカットコームでINTIでは施術させていただいています。
　
そして、アフターケア、施術後のコスト面の確認をする。

増毛の初回料金が激安でも、アフターケア、及び、増毛（ヘアエクステ）を維持継続する場合において、何ヶ月に一度施術が必要か、その場合金額はいくらかかるのか、などを事前に確認するとよいかとおもいます。
初回料金にアフターケアが無料でついている場合もあれば、スライド式、そうでない場合の金額の違いを知っておくだけでも参考になるとおもいます。

5　増毛（ヘアエクステ）後のパーマ、カラーについて

基本的に増毛（ヘアエクステ）後のカラーリングやパーマデザインは可能です。ただし、極端に髪の毛が明るいカラーリングを希望する、とても強いパーマをかけたい、などの場合は増毛（ヘアエクステ）前に必ず確認する事が大切です。色々なヘアデザインを楽しんでください。

（※INTIでは増毛ヘアエクステの施術は行っておりません。ご注意ください。）

増毛（ヘアエクステ）の目的は、髪の毛の欲しい所をカバーして、より自然に、素敵なヘアデザインにする事です。
何本増毛（ヘアエクステ）をしたか、が大切ではなくて、全体の髪の毛の量、バランス、ヘアデザインまで考えて増毛（ヘアエクステ）をしていただけたら幸いです。

INTI角田でした。