こんにちは、INTI大阪の田中です。

今回は、何を使っていいか悩む方も多いスタイリング剤について

６種類のスタイリング剤を私の独断で

セット力、キープ力、カバー力の３つの項目と

３段階評価で検証いたします。


今回、検証に使うのは

ムース、ジェル、グリース、ワックス、パウダーワックス、スプレー

この６つの商材をこちらのM字型のウィッグを用いて、セットして行きます。



細分化すれば、さらに色んな特徴がありますが

あくまで一般的なものとしてご参考にされてください。


まずはムースからです。



セット力☆
キープ力☆
カバー力☆
水分が多いため、髪の毛同士が大きな束でまとまり隙間を多く作ります。
使う用途があるとすれば、多少固定力のある商材でサイドの膨らみを抑える
程度にし、割れたくないところには使わないのが無難です。


続いてジェルです。



セット力☆
キープ力☆☆☆
カバー力☆
こちらも水分が多いので、ムースと同様の理由で評価は低めです。
しかしキープ力とツヤ感が強いので、髪が太く直毛の方限定ですが
髪の表面に薄く撫で付け、ボリュームを抑えながらツヤを足すのはセットとして効果的です。


次はワックスです。



セット力☆☆☆
キープ力☆
カバー力☆☆☆
粘着力が強いものが多く、ボリュームを抑えるのに向いています。
トップや前髪には根元から付けずに、毛先をつまむように使うと割れずにセットできます。
粘着力は一時的なものなので、セット後はスプレーをお勧めします。


続いてグリースです。



セット力☆☆
キープ力☆
カバー力☆☆
ツヤ感の強いものが多く、セットしている感は強いですがベタッとした質感です。
ワックス同様、一時的な粘着はできますがスプレーとの相性はあまり良くないので
質感の変化、ボリュームダウンとして使うのがお勧めです。


次にパウダーワックスです。



セット力☆☆☆
キープ力☆
カバー力☆☆☆
自然な見た目で、ボリュームを出すのに優れています。
頭頂部の細くなった髪や割れやすい前髪のセットに向いています。
キープ力は高くは無いですが、崩れたらまたセットし直せるメリットもあります。


最後はスプレーです。



セット力☆
キープ力☆☆☆
カバー力☆☆
カバー力に関しては、固める前の状態次第になってしまいますが
せっかくセットしても崩れてしまっては意味がありません。
セット後の状態を長く保つためには、スプレーが必要です。


以上、簡単ではありますがそれぞれの比較をさせていただきました。

ちなみに私は、ジェルとワックスとスプレーの３つを使ってセットしておりますが

何か一つだけと言うのであれば、スプレーをおすすめいたします。

スプレーのみでのセットのポイントも後日あげさせていただきたいと思います。


髪型、髪質によって向き不向きがありますので

自分に合ったものを見つけるご参考にしてみてください。


INTI   田中