こんにちは、INTI大阪の田中です。


いきなりですが、皆さんは自分の後ろ姿をどのくらいチェックしているでしょうか？

鏡を使ってスタイリングする場合、自身の正面の見え方はよく分かりますが

後ろから見たときの髪の乱れには気づきにくいものです。

しかし、後ろ姿を見られるシチュエーションは意外と多く

例えば駅のホームで電車を待っている時

階段やエスカレーターを下る時やエレベーターなどの密接した空間など

無意識に髪型が目に止まる場合もあると思います。


そこで、後ろ姿だけで印象がどのくらい違うのか見ていただきたいと思います。

まずはカット前の４名のモデルさんをご覧ください。





４名とも、どこか野暮ったい印象で

この後ろ姿で前髪だけキマっていてもカッコイイ髪型とはいえません。


そして、カット後がこちらです。





この状態なら後ろ姿でもカッコイイと思います。

オーダーのポイントは、トップにふんわりさせられる長さを残し

サイドと襟足は、必ず短くする必要はないですが

余分なボリュームはしっかり取り除くことです。

この余分なボリュームが、頭頂部の弱まった髪をさらに強調させてしまいます。


前から見た時だけでなく、後ろ姿でカットの周期を変えてみても良いかもしれません。


後ろ姿が残念に見えるケースとして

頭頂部の髪が細くなったことに気づかずに過ごしている場合があります。

１年以上同じ髪型、同じスタイリングをしている方は要注意です。

頭頂部の状態は見ようとしなければ見えません。

今の髪型が自己満足になっている可能性もありますので

スタイリング後、たまには合わせ鏡でチェックしましょう。

（ちなみに私も最近地味に頭頂部のスタイリングを変えました）


INTIのように薄毛のスタイルに特化している美容室ではない場合

薄毛に対して相談されても

『こちらからどこまで踏み込んで良いのだろう？』

と思ってしまうのもリアルな美容師の心情です。


なのでまずは髪型をセルフチェック

そして身近な人に客観的に見てもらう

可能であれば信頼できる美容師に細かい部分まで踏み込んだ相談をしてみてください。


今の自分に合った髪型を見つけていただきたいと思います。



INTI   田中