INTI東京Designer /毛髪診断士
日髙です。

毎月、何百人もの薄毛でお悩みのお客様の毛髪と頭皮に触れている中で薄毛でお悩みの方に共通する部分があることに気がつきました。

 

※遺伝的要素は有力なため、遺伝を除いた薄毛で悩んでいる方の共通点をかかせて頂きます。

 

 

 

●頭皮が赤い

 

健康な頭皮の特徴としては、血流もよく水分量と油分量のバランスも良いふっくらとした艶のある青白い頭皮です。

 

しかし、年齢とともに新陳代謝の低下、水分と油分の保持力の低下、30歳から何もしないと年１％ずつ筋力も低下するといわれていますが、筋力の減少に伴い全身の血液循環も悪くなります。

そうなることで勿論ですが、頭皮の血流も悪くなります。

 

そして頭皮が赤く、赤茶色っぽくなる原因こそ血流不足なのです。

 

 

 

●頭皮が硬い

（特に前頭部、頭頂部）

まず、毛髪の太さ、硬さ、癖に個人差があるように皮膚も硬さ、厚さ、肌の色に個人差があります。

もともと皮膚が柔らかい方、硬い方それぞれいらっしゃいますが、

・昔よりなんか頭皮が硬くなった気がする

・首こり、肩こりがある

・良く目を使う（パソコンやスマホを見る時間が長い）

・ストレス過多

・不眠

・冷え性

・運動習慣がない

・お風呂はシャワーで済ませる

これらに１つでも当てはまる方は頭皮が硬くなっている可能性があります。

 

ではなぜ硬くなるのか？硬くなるのがなぜ良くないのか？

 

その理由、原因は…血流不足なのです。

 

また？！って思うかもしれませんが血流を良くすることはとても大切なんです。

 

 

 

人体は莫大な数の細胞でできていますが、その細胞も人の平均体温３６.５度前後が一番働きやすく、体は自然と体温を一定に保ってくれています。

 

 

髪の毛も「毛球」にある毛乳頭が毛母細胞に指令を出して、毛母細胞が分裂し髪が作られています。

 

低体温では働きが悪くなり、また高温になると破壊されてしまいます。

 

 

●後頭部、首の付け根が冷えている

もう、何が言いたいか分かったと思いますが、これも同じ血流不足が原因です。

 

 

 

☆改善策

・適度な運動で筋肉を動かす、付ける

・湯船に浸かる
・頭皮マッサージやヘッドスパ

・冷たい飲み物、食べ物また体を冷やす食べ物などの取りすぎには注意する

・禁煙（煙草は毛細血管を収縮しますので皮膚や脳への血流を阻害します）

・アルコール（ほどよい飲酒は血液循環をよくしますが、飲み過ぎると脱水症状になり血液がドロドロしてしまいます。また冷たいお酒の飲み過ぎは内臓に負担です。理想は熱燗やお湯割、ホットワインなどを少しいただくくらいが髪や頭皮、そして健康にも良いでしょう）

・カイロ、腹巻、靴下など冷やさない工夫と意識を持つ

・ストレス発散法をみつける

・洗髪後は必ずドライヤーを使って地肌をしっかり乾かす（濡れたままでいると、蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。頭皮も冷えて血流が悪くなり、余分な皮脂もでやすくなりますし、切れ毛や枝毛が増える、臭いの原因にもなります。）

 

 

 

 

まずは無理なく、ご自身が取り入れやすいことから始めてみてください。

 

日高



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