INTI report
【O字 ツーブロック】ツーブロックは失敗するとO字が目立つ!?
こんにちは、INTI新宿店の和久井です。
今回は初めて担当させていただくお客様に、ツーブロックにされている方が多いので、O字型薄毛とツーブロックの関係性を検証していきます。
【O字薄毛の特徴】
ヘアサイクル(毛周期)は、「成長期」「退行期」「休止期」の3つを1クールとして、髪の生え変わりを繰り返しています。成人の頭髪は毎日約100本が抜け変わっており、髪一本一本が異なるサイクルをもっているため、およそ10万本あるといわれる頭髪の本数が保たれています。健康なヘアサイクルでは、次のような周期を生涯で15~20回程度繰り返すと言われています。
・成長期 2~6年
古い髪が抜け落ち、新しい毛髪が生まれ、成長していく時期です。毛母細胞が分裂を開始し、新しい髪が古い髪を押し出すように伸びてきます。健康なヘアサイクルの人では、頭髪全体の90%が成長期です。
・退行期 2~3週間
毛乳頭細胞が退縮し始め、髪の成長が止まる時期です。毛母細胞の分裂がストップし、休止期を迎える準備に入ります。この時期の毛髪は全体の1%程度です。
・休止期 3~4ヶ月
毛乳頭細胞の活動が休止し、髪の成長が完全に止まります。この時期には、次の成長期に向けて準備を行います。髪全体の10%が休止期で、再び成長期に入り新たな髪が伸びてくると同時に抜け落ちます。
乱れた毛周期
・成長期の短縮
成長期が短くなることで、髪が充分に太く長く成長することができなくなります。そして短くて柔らかい髪が抜け落ちてしまい、髪全体のボリュームが減ります。
・退行期は変わらず
退行期に大きな影響はなく、毛髪の成長は2~3週間の休止状態に入ります。
・休止期
休止期は長くなります。さらに頭皮の血行が悪くなると毛母細胞栄養が行き届かず、新しい髪が生えてこないこともあります。
頭頂部の毛周期が乱れることにより、髪が細くなったり髪が生えてこなくなることに対して、耳上や後頭部の髪は正常に成長するために、頭頂部のボリュームが無く横や後ろのボリュームが目立ってしまいます。
【ツーブロックとは】
2箇所で部位を分けて切る切り方です。
上下に分け、上の長さを残して下は短く切ったり、バリカンで刈るのが主流になっています。
刈った箇所が見えないように上の毛を長く残す場合もありますし、刈った箇所を見せるように上の毛をある程度短くする場合もあります。
それでは、O字の髪にツーブロックを合わせるとどうなるでしょう?
マネキンを使ってO字の状態を再現いたしました。
髪が伸びてきて、耳周りだけスッキリさせようと思ってツーブロックに切る方もいますが、さらに横のボリュームが目立ち頭頂部が薄く見えてしまい、かえってスタイリングが難しくなってしまいます。
同じマネキンを使用し、サイドを短く刈り込んでいきました。
サイドを刈り込むことで横のボリュームがなくなり、高さを出してスタイリングができるようになりO字部分もカバーしやすくなります。
比べてみるとこんな感じです。
頭頂部の薄毛でお悩みの方はこちらも参考にしてみてください。
O字型ヘアカタログ
http://www.inti-tokyo.com/hair-category/category/o-type/INTI新宿 和久井でした。
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