こんにちは、INTI大阪の田中です。

今回はO字型のカバーの仕方をご提案させていただきます。

O字型はつむじ周りから始まることが多く

徐々に髪が細く透けやすくなってきます。


初めてITIにご来店された方に多いのは、下の写真のように

前回のカットから１カ月〜2カ月経ち

頭頂部よりもサイドのボリュームが多くなっている状態です。



カバーにあたって大切なのは

髪が弱った部分に厚みを足すために

その周辺の髪にカバーできるだけの長さがあることです。


しかし、カバーを意識せずにカットされていた場合

カバーにまわる髪も短くされてしまいます。


そんな時に髪の密度を上げるポイントは毛流れです。


特にO字が始まるつむじ部分は毛流れが強くなるため

その流れに従うことでカバーすることができます。


髪の毛は、必ずしも頭皮から垂直に出てきているわけではありません。

毛根から皮膚の表面に出てきた時点で、ある程度の角度がついており

どの方向に倒せば綺麗に流れるかが、部分ごとに決まっています。


そこで大事になるのが、自分のつむじはどっち回りなのか。


ある程度の長さがあれば、つむじの流れにこだわらず

やりやすい方向に流してカバーすることもできますが

まだ長さが足りない場合はつむじと同じ方向に流しましょう。


こちらはつむじの流れに乗せてカバーしたものです。


濡れている状態から

指の腹でこするようにドライヤーをかけて根元を立ち上げたら

コームを使って頭頂部の髪を流しましょう。

頭頂部が全体的に細く、短くなっている方にもこの方法は効果的です。


薄毛カバーのセットのポイントは意識して継続することです。

ぜひご参考にされて下さい。


INTI   田中

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