こんにちは、INTI大阪の田中です！

＜前篇・前頭部＞M字・髪型（https://www.inti-tokyo.com/inti-report/entry/m-8/） に引き続き

＜後編・頭頂部＞O字について書かせていただきます。

まずは、モデルさんのビフォー、アフターから










ビフォーは頭頂部以外の部分の毛量が多いので、上のボリュームは無く横に膨らみ

色彩の差から余計に薄い部分を強調する髪型でした。

アフターは膨らみやすかった所をすっきり且つ、やわらかい質感で刈り上げ

頭頂部は長さを残して不自然にならないようバランスを見て周りとつなぎます。


このスタイルの大事なポイントは３つあります。



１つはO字脱毛部分の周りにO字をカバーできる長さの毛があることです。

O字の中央部分は決して毛を増やしている訳ではなく、毛先の向きを変えているんです。

下の写真の青い線より上が長さの欲しい場所で

他の色の矢印は毛先の方向を表しています。





正直、こちらのモデルさんもあと１.５センチ長さが伸びれば

もっとしっかりと頭頂部をカバーすることができます。

しかし、初めてINTIにご来店いただくお客様はO字に限らず

カバーする毛が短く切られてしまっているケースが多いのも事実ですが

それは薄毛のカットに関する知識がない場合仕方のない事で、短い方が目立たないだろう

もしくはどうカットしていいか分からないという場合もあるかもしれません。

INTIでは、どこを短くしてどこをこれから伸ばしていくか、そして

今日できるベストのスタイルのご提案をさせていただきます。


２つ目は色彩の調整です。

頭頂部の場合、他人は頭部の色の濃淡で薄毛を判断している場合が多いです。

頭頂部は周りと比べて毛量が少なく肌が透けてしまうので

逆に毛量の多い部分をにすきバサミや刈り上げを使って、少ない部分に色彩と質感を近づける事で

バランスを取り、頭全体に統一感を持たせます。


３つ目はスタイリングですが、O字の中央部分はかなり毛が細く毛量も少ないですが

この毛を立ち上げることができれば頭頂部にボリュームを作れます。

立ち上げ方は、濡れた状態から乾かす時に地肌を指でこするようにしながらドライヤーを当てると

地肌に張り付いていた細い毛が立ち上がりやすくなります。









根元が立ち上がったら中央に集めてカバー、前髪をカバーする部分とバランスを取り終えたら

前編同様にパウダーワックスですが、実はこちらO字やびまんの方にこそ使っていただきたいアイテムです。

ワックスを馴染ませたら指でつまんで形を作り、微調整は上の写真のようなクシがオススメです。


自分でスタイリングできるか不安な方もいらっしゃるかと思いますが、そこはスタッフがしっかりレクチャーいたしますし

気軽に質問していただければと思います。

このINTI reportやYouTubeにもスタイリングのコツを載せていますのでぜひご覧ください。


前編・後編にわたって、ひとつのスタイルの中にあるM字とO字の二つのお悩みを軽減する方法の

ひとつをご提案させていただきましたが、一人一人の髪質・骨格・ライフスタイルなどに合ったご提案を

させていただければと思いますので、ぜひ一度INTIにお越しください。


＜前編・M字＞https://www.inti-tokyo.com/inti-report/entry/m-8/


INTI大阪　田中

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