こんにちは！INTI福岡　堀本です。
 
今回はモデルさんを参考にして、
色々とお伝えしていこうと思います。
 
早速、今回のモデルさんを見ていきましょう。



M字Ｏ字が目立っていて、繋がってU字になりかけています。
 
他に感じる印象としては
 
伸びきっている
 
という印象かと思います。
 
伸びきっていると、みなさんわかると思いますが、薄い印象が更に強調されます。
 
これは
 
バランスが悪くなったせいで薄い印象が強くなってきます。
 
解説すると
 
・多い場所（横、後ろ）は伸びることで盛り上がってきて、薄い場所はボリュームが出ない。
→凹凸の差が出てくる。
 
・伸びれば伸びる分、髪質の差が強調される。
       横、後ろ→硬くて太い
       前、頭頂部→柔らかくて細い
 
となり、薄毛が強調されます。
 
改善としてはまずは
 
この差をなくす。
 
になってきます。詳しく言うと、
 


①硬くて太い毛をなるべく柔らかく細い印象に見せる。
 
②柔らかく細い毛をなるべく硬くて太い印象にみせていきます。
 
③凹凸をなくす。



こちらをもとに改善していきましょう！


 
まず
① 硬くて太い毛をなるべく柔らかく細い印象に見せる方法
 
ここでの最善の方法は進行具合にもよりますが、モデルさんの進行具合までになると、
横後ろはなるべく短く、量を軽くした方が良いかと思います。
 
以上を踏まえてカットしたアフターがこちら。
 
↓     ↓      ↓
 






かなり横後ろの硬くて太い毛の印象が無くなったと思います。
 
短くするのに抵抗がある方も量を軽くするだけでも変わってきます。
 





つづいて、
② 柔らかく細い毛をなるべく硬くて太い印象にみせる方法。
 
本来はAGA治療薬、植毛をしない限り難しいです。
 
ですので、横、後ろの太くて硬い髪を前頭部、頭頂部に持ってきます。
 
本来はAの矢印の方向に流れる髪を

Bの前頭部と頭頂部に矢印の方向にもってきます。


 



①の短く、量を減らし

②A→Bの方向に太くてかたい部分の毛を前頭部と頭頂部に持ってくる。

この①、➁をすると

③の凹凸がなくなります。

①、➁を意識してカットしたアフターがこちら

↓　↓　↓　↓　↓


 

どうでしょうか？
 
無理なく自然にカバーできていると思います。
 
髪が生えてない、薄い場所をカバーするにはしっかり生えている場所からもってくるしか方法はありません。
 
横をあまり切りたくない方は前頭部、頭頂部にパーマをかけて、横後ろのボリュームに近づけるとイイです☆（←こちらまた別でreportしますね。）
 
この二つを行うと、最初に言った凹凸がかなり無くなり、ナチュラルにカバーが出来てきます。
 
薄毛の印象もなくなり、爽やかスタイルになったと思います。


まとめとしては、

☆横、後ろの量が多い箇所はボリュームを抑えるため、固くて太い髪質をそう見せないように
　短くする　or　量を減らす

☆横後ろのしっかりした髪を薄い箇所に持ってこれるかどうかを見極める！



それでは改めて、スタイルを見てみましょう☆



 
伸びっぱなしの方、切ってしまうときに、横後ろの髪の毛として切ってしまうのではなく、

必要な部分は前頭部、頭頂部のカバーに残すようにして、切っていい箇所、切らないでほしい箇所を

見極めてカットオーダーしましょう。

次回はこちらのセット方法をお伝え出来ればと思います。

INTI　福岡　堀本俊治

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