INTI report

【M字 髪型】スタイリング剤より大切⁉ドライヤーのかけ方

INTI東京 Designer /毛髪診断士
日高です。



今回のモデルさんはM字部分を気にされている方です。



生まれつき剃り込み部分が深く、最近はより後退してきたのを気にされていました。

また、毛質は硬く、サイドの髪は立ってしまい横に広がりやすい癖があります。




こういう方は短く切るか伸ばすかのどちらかがいいでしょう。

中途半端な長さだとどうしてもサイドが立って膨らんでしまいます









モデルさんのように、髪質が硬く太い方でもAGAの進行により

M
字部分またはO字部分やU字部分は毛質が柔らかく細くなり、ボリュームが出づらくなってしまいます。

しかし、それに対してもともと硬い髪質の横や後ろは更にボリュームがある様に見えてしまい,

そのギャップがより薄毛を強調する原因
なります。


このことをご説明し、サイドは短く刈り上げ、トップは硬い髪質を生かし動きと束感のあるヘアデザインにしました。










このスタイルのセット方法は
髪を地肌からしっかりと濡らし、頭皮の皮脂をとり髪についた癖をとります。


このモデルさんの場合は特に髪が硬いので1箇所からドライヤーを当て続けると癖がつきやすいので

色んな方向からドライヤーの風を
当て根元を立ち上げながら乾かしていきます。







トップは前方からとハチから中心へと向かって色んな方向から風を当て根本を立ち上げながら乾かしていきます。







トップを8割ほど乾かしたら、後ろから前に風を当て色んな方向に向いた毛先を前に向かせます。
サイドも後ろから前に乾かします。そうすることでサイドはタイトにおさまりやすくなります。


前髪だけほんのりまだ湿ってる状態になったら、ドライヤーの風量を弱風に切り替え、
鼻から上がってきた中央部分をドライヤーを
持っている反対の手でにぎり、
根元1〜2センチあたりに温風→
冷風を当てます。



前髪の流した方向(モデルさんの場合は左側)は上から下に温風→冷風と当てます。



最後に全体的に冷風を当てて頂くときっちり固定されやすいです


☆おさらい☆















*モデルさんのように毛が硬いかたは立ちやすかったりするので同じ方向から風を当て続けない

特にサイドは前から風を当てないこと
が重要です。



スタイリング剤も大切ですし、付けるのと付けないのでは『オシャレ感』『キープ力』『動き』などが全然違います。





しかし、それ以上にドライヤーがとても重要です!!



元々毛質が硬い方、横や後ろが膨らみやすい方の参考になれば嬉しいです!



INTI東京 日高



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