INTI report

【自毛植毛】〜FUE法〜手術後1ヶ月のヘアスタイル提案

 

 

こんにちは!

 
INTIです。
 
 
 
今回は
自毛植毛後のヘアスタイルについてご紹介いたします。
 
 
 
自毛植毛は現在大きく分けて
2つの方法があります。
 
 
 
● FUT法 :  後頭部や側頭部の毛根を皮膚ごと線上に切り取る方法。
 
● FUE法 :  後頭部や側頭部を直径数ミリの円状にくり抜く方法。
 
 
 
 
今回のモデル様は
 
FUE法で植毛手術後1ヶ月経過。
 
前頭部のM字(凹部分に)計500グラフト。
 
後頭部の刈上げ有り。
 
ヘアシート着用は無し。

 

です。

 
 
 
モデル様は
手術後に備え、
「髪を伸ばせるだけ伸ばしていた」
とおっしゃいました。
 
 
 

私達も

術後のヘアスタイルを考慮すると

出来るだけ髪の長さを保ち、手術を受け、ご来店頂く事をお勧めしております。

(植毛手術に向けたヘアカットも行っております。ご相談下さい)

 
 

 

今回の様に髪に長さがあり、ご来店された場合は

個人差はございますが以下の様なメリットが上げられます。

 

 

●FUT法、FUE法に関わらず

植毛部と後頭部の刈上げ(ドナー部)を自然にカバーし、ヘアカットする事が出来る。

 

●術後、ヘアスタイルの選択肢が増え自然な仕上がりになる。
 
●前頭部や頭頂部に移植後起きる事がある※ショックロスに備え、前頭部であれば前髪を厚くする事が出来、頭頂部であれば覆い隠す事が出来ます。
 
●ヘアシートを短い期間で外す事が出来る。
 

 

 

 
 
※)ショックロスとは

自毛植毛の手術後にみられる既存毛の一時的な抜け毛の増加(脱毛)。

移植した部分とその近くの麻酔を打った範囲におこり

植毛後、早い方では、約10日~2週間前後から始まります。

一般的には手術後約1~4ケ月の時期に起き、

手術後4~5ケ月過ぎれば、普段の抜け毛の量に戻ります。

一年後には元通りの髪が回復します。

女性に比較的多く見られます。

(一般的にショックロスの確率はは20%と言われ、抜け毛が比較的軽度である場合も多い様です。人により頭皮の痺れ、まぶたの腫などもあります。

 
 

 

モデル様の現状は

植毛部のかさぶたは見られますが

赤みや腫れ、目立ったショックロスは無く、
後頭部の刈上げ箇所も1センチ程伸びています。
 

真後ろから見るとあまり目立ちませんが

横から見ると刈上げ部分が短かく、穴が空いたスタイルとなっています。

 

 
出来るだけサッパリされたいとのオーダーを受け
 
 

サイドは浅めのツーブロックで引き締め

 

 
全体的に毛先を軽くし、前髪は自然で重みのある毛束になる様、
デザインをご提案させていただきました。

 

 

前髪を重く、前髪以外を軽い質感にすることで

植毛部をカバーし、前髪を割れにくくする効果もあります。

 

次回ご来店までの間、前髪の植毛部周辺にショックロスが起きても

極端な毛量の減少を防ぐことができ、

 

軽くした周りの質感(デザイン)と馴染むようになります。

 

 

後頭部の刈上げ部は

襟足の長い毛と上から覆い被さる毛がなじむ様に切ります。

 

 
 
 
 
仕上がりです。
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前髪は植毛部をカバーし
ショックロスに備え重めの毛束に。

前髪以外は毛先を軽くし、ドナー部周辺の刈上げ部と襟足を馴染ませました。

 
 
 
 
 
 

植毛部が伸びてくる過程も

後頭部の刈上げ部も気にならない様

 

 

ヘアデザイン、施術させて頂きました。

 
 

 

 
 

植毛手術後の心配事、

ヘアーに対する思いは人それぞれです。

 

 

 
 
 
植毛後のヘアカットも

是非、お任せ下さい。

 
 
 
 
 

 

ストレスの無い

ヘアスタイル提案を目指す

INTIでした。


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