こんにちは！

INTIです。

 

 

今回は

Ｏ字でお悩みのモデル様を8月、10月と
2回の施術で改善すべく

担当させていただきました！

ヘアタイプは 《Ⅲ vertex》

 

 

8月上旬・初回来店時




・外用薬、内服薬の使用は無し。

・日頃全体的に短くされており
　頭頂部周辺の毛髪も短くカットしている事で、O字がはっきりと見えやすくなっていました。

・サイドのデザインは重く、頭頂部の肌色とのコントラストの差が大きく出ている状態。
 

・初回では毛髪の長さが短い為、1度のヘアカットで劇的な変化をもたらす事は難しいと判断させて頂き
　1回目(8月上旬)ではベースとなる短くする部位、長く残す部位のメリハリを出し、
　2回目(10月下旬)では全体のシルエットを完成させる施術となりました。





毛髪にはヘアサイクルが存在し、
2年〜6年の成長期後、退行期へ移行し毛母の細胞はアポトーシスに陥り、3ヶ月程度の休止期となります。



AGA(男性脱毛症)では、頭頂、前頭の硬毛成長期が短縮する結果、毛包がミニチュア化し軟毛となります。



成長期の長さが髪の長さを決める為、
※図１の◯部は毛髪の短縮が見られますが、O字周辺◯部毛の髪は太く伸びる成長期の毛髪が
多いことから、O字周辺◯部の毛髪を伸ばしトップをカバーするご提案とさせて頂きました。



※図１







1回目の施術で特に重要なのは毛髪の長短をしっかり出す事。頭頂部の毛束感に周りのデザインを似せる事です。

サイドから頭頂部にかけてすきバサミを入れ、黒色を出来るだけ柔らげます。


Before　
　↓





After
　↓





頭頂部に納得のいくカバーは出来ていませんが
ベースを作る事はとても大切な過程になります。



頭頂部をカバーするには最低＋3センチ欲しい為、
次回の施術は約2ヶ月半後(男性の毛髪成長速度1ヶ月1㎝〜2㎝)のお約束となりました。



その間、モデル様はバリカンをお持ちでしたのでサイドのツーブロック部分(側頭突起、耳上、もみ上げを三角で繋いだ部分)に
6㎜〜1㎝のバリカンを入れて頂くことをお勧めしました。







2ヶ月半後
2回目の施術です。


Before
　↓



After
　↓






サイド周辺の毛束感とバランスが合う長さが頭頂部にもでき、シルエットが整いました。
地肌の透け感は多少ありますが自然なヘアスタイルとなりました。










今後のご提案として
長さをもう少し伸ばしパーマをかけてヘアセットが簡単にるスタイルにする事や、
お持ちの癖毛を生かし、ボリュームをより出す事も可能になります。




過去の記事にも書かせて頂きましたが

※過去の記事
↓
↓
①

【原因　薄毛】薄毛の原因はヘアデザインにあった!!!!?

（　https://www.inti-tokyo.com/inti-report/entry/post-66/　）

②

【実録】第2弾‼︎脱‼︎AGA!!〜技ありカット‼︎〜その①

（　https://www.inti-tokyo.com/inti-report/entry/2aga/      ）







初回来店時
カバーする為に必要な長さが足りず、お客様とご相談しながら完成させていくケースがあります。





モデル様は
「伸ばすという発想は無かった」

と、仰っておりました。






必要な毛髪の長短を見極め

ヘアスタイルを完成させる。




コンプレックスをカバーすることの出来る
ヘアデザインの１つの方法となります。








素材を生かす！

INTIでした！




合わせてご覧ください
↓　
↓
《後編》
【O字 分析】〜こうしてO字はカバーする‼️
https://www.inti-tokyo.com/inti-report/entry/agao2-3/

 

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