こんにちは！　

INTI大阪本町designer/毛髪診断士の貴田です！


今回は薄毛に見えにくい髪型のバランスについてお伝えさせて頂きます。

まず薄く見える原因としてAGAの進行です。


AGAが進行している状態でよく見られるのが、生際から頭頂部に向かって髪の毛が柔らかく細くなります。
 

そしてヘアサイクルが乱れてるので、髪の毛が生えて伸びて抜ける一連の流れが通常の期間より早い期間で繰り返されます。

なので長さが出ず、髪の毛の厚みが出にくい事があります。

生え際や頭頂部とは逆に側頭部と後頭部は男性ホルモンの影響を受けない為、脱毛因子が出ないので薄くなりません。

なので必然と側頭部と後頭部の髪の毛が多くなりやすい、又は多く見えるという方がほとんどです。

その状態だと、男性のヘアスタイルではバランスがあまりよくない状態です。

 

では、バランスの取れたヘアスタイルにするにはどうすればいいのか今回はこちらのモデルさんで解説させて頂きます。

↑こちらのモデルさんはカットさせていただく前は側頭部と後頭部の髪の毛の量が多く見える状態なので

頭頂部がより気になるヘアスタイルです。



 

バランスが良くなる3つのポイント
 

①色味
 

男性の髪型(短いヘアスタイル)はもみあげや襟足の際が短く、そこから上に向かって厚みが出るヘアスタイルが多いので
出来るだけもみあげや襟足を短くされると上の方にボリュームがあるように見えます。

 

あとは側頭部や後頭部の髪の毛の厚みを薄くすればする程地肌感が出ます。

おすすめとしては少し地肌感を出す事により、頭頂部との明度差が出るのでへアスタイルのバランスがグッと良くなります。
 

②前髪は真っ直ぐに下ろさずに流す
 

先ほどお話しした通り、生際はAGAで髪の毛が柔らかく細くなりやすいです。
 

そのまま前髪を下ろすのではなく、どちらかに流す事により髪の毛同士の毛が重なり厚みに変わります。

③頭頂部にパーマをかける
 

最後に頭頂部をボリュームアップさせる為にパーマをかけるです。

これは薄毛など関係なく男性の皆さんほぼ頭頂部にボリュームは欲しいと思っているのではないでしょうか？


頭頂部は部分的に一番ペタッとしやすい部分になります。

なので頭頂部のボリュームは勝手にボリュームが出る！と言う事は中々なく、意識してボリュームを出さなければいけない方がほとんどです。


そこでボリュームを出すのを手伝ってくれるのがパーマになります。
緩めのパーマでもいいので当てると自然なボリュームとセットが崩れにくくなり、全体的に髪型のバランスがよくなります。
 

カット前とカット後を比べてみます。
 

３つのポイントを抑えてカットをさせて頂きました。


１ヶ月半〜２ヶ月も経つとまた側頭部と後頭部の髪の毛の長さが気になってくるので、

バランスを維持しようとなれば１ヶ月〜１ヶ月半くらいの周期で切られるのがおすすめです。



※バランスを良くしようと意識すると自ずと短いヘアスタイルの方がメリットが多くなってしまいます。
 

今回のモデルさんも側頭部と後頭部は9mmで刈り上げて少し地肌が見えるくらいにしました。

 

やはり短いヘアスタイルの方が薄毛が気になりにくく見させる事が出来ますが、
 

長めがお好きな方もいらっしゃいますので、ご自身の好みや似合う似合わないを優先させた上で良い長さを見つけていただければと思います。

髪型のご相談はいつでもお伺いいたします。

少しでも参考にして頂ければと思います。


INTI大阪本町　貴田でした。

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