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【薄毛 白髪】セルフカラー(白髪染め)が頭皮に及ぼす危険性!!

 


こんにちはINTI新宿の佐藤です。

 

 

今回は白髪染めのセルフカラーの危険性をお話したいと思います。


 



そもそも白髪はなぜ生えるのか?から始めたいと思います。



髪の色はメラニン色素の量によって決まります。
そのメラニン色素をほとんど含まなくなってしまった髪が白髪です。


 

実は、毛根で髪が作られた直後にはメラニン色素は含まれていません。

つまり生まれたての髪は何と、すべて白髪なのです!

それが成長する過程で、毛母細胞の周りのメラノサイトと呼ばれる色素生成細胞があり、
メラニン色素はここで作られていきます。


 

毛母細胞で作れた直後の白い髪は、毛根で成長する過程でメラノサイトからメラニン色素を取り込み、
やがて私たちが普段目にする黒髪として頭皮から押し出されるように現れます。
 

 


 

 

では白髪の原因ですが、メラノサイトがメラニン色素を作るには、チロシナーゼという酵素の働きを必要とします。


 

このチロシナーゼが加齢などの原因によって減少すると、メラノサイトの機能が低下し、メラニン色素は作られず、
色が着かないまま の髪が頭皮から生えてきます。

これが白髪ので正体です!


 

また、メラノサイト自体が何らかの原因でなくなってしまうこともあり、この場合も白髪になります。


 

よく耳にするのが加齢や遺伝ですが、それ以外にもストレスや食生活の乱れなども影響するとも言われています。

また、白髪を抜くと増えると言われますが、抜くことが原因でさらに増えることはありません。

 


では、生えてきた髪の毛をどうやって対処するのか?



鋏で切ると特に生え際にピョンと白髪が出てきてしまうし、抜くと毛根にもかなりのストレスになりますし、
何本も白髪を抜くと薄毛になってしまいます。

やはり白髪をカラー剤で染めるのが、一番良い方法だと思います。


 


 

市販の白髪染めは、低コストですし、時間も早く染まりやすいです。
しかし、ジアミンや、界面活性剤が多く含まれています。


 

ジアミンとは、皮膚炎・結膜炎・気管支嘆息・アレルギー反応、
更には失明やアナフィラキシーショックの危険性があります。

また、アレルギー反応も実に様々で、目が開かなくなるほど顔が腫れたり、
顔から炎症のために浸出液が出た人もいます。

 

日本ヘアカラー工業会の公式サイトでは、
全身じんま疹・呼吸困難・血圧低下なども起こることがあると紹介されています。

濃い色に染めたいときほど必要な量が増えていきますので、
白髪染めをし続ける人は恐ろしいリスクを取り続けることになります。


 

大量生産される市販の白髪染めのほとんどは石油由来の界面活性剤を使用しています。
その場合、皮膚のバリア機能を弱め、タンパク質を変質させると言われています。

角質がボロボロになり、頭皮が乾燥してフケが出やすくなり、髪が抜けやすくなるなどの影響が出てきます。


 


 

ご自身で市販のカラーする際は、左右の色むらや、襟足の塗り残し、洗面台や、風呂場にカラーがカラーが付いてしまったり、髪を洗った際にお洋服や、お顔。目、体に付いてしまう恐れもあります。
そして頭皮のカラー剤の洗い残しなど。。。危険性は沢山あります。


 


 

美容室でのカラー剤にも、少なからずともジアミンや界面活性剤は入っていますが、ジアミンが通常より40分の1しか入っていない香草カラーや和漢カラーも置いてある美容室もあります。



頭皮が弱い方や、キズがある方には、カラー専用の頭皮保護クリーム、
色素沈着しやすい方にはフェイス保護クリームなど頭皮を保護し施術します。


 


 

最近ではゼロテクカラーという施術方法めあります。
ゼロテクカラーとは、ゼロ距離テクニックカラーのことで、いわゆる頭皮に薬剤をつけないカラー技法のことです。


 

ちなみに、

カラー剤は髪の毛にもダメージが出やすいです。

その多くは、色味と混ぜるカラー剤の2液。”オキシ”と呼ばれる過酸化水素水が原因です。


 

いわゆるヘアカラーと呼ばれるアルカリカラーをする際は必ず混ぜます。

日本の美容室に対する薬事法ではこの過酸化水素水の濃度が最高値でも6%と定められています。


 

白髪染めはしっかり色を入れたいので6%。

毛先は退色で毛先が傷んでいたりするのでパーセントの弱いオキシを美容室では使用します。
なおかつ前処理剤(タンパク質)などで状態を良くしてから施術します。

 


セルフカラーの白髪染めでは根元の白髪部分だけ塗るのは私達美容師でもかなり困難なのです。

 




セルフカラー市販のカラー剤を否定するつもりはございません。
ただやり方、頭皮の状態によっては非常に危険ということをお伝えしたかったので記事にさせて頂きました。

 

 

 



 

 

INTI新宿  佐藤



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